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2007.12.30 よいお年を・・・・・

ここ数年、元日は夫の実家で迎えていた。
でも、今度の1日は、東京にいる。
わたしは、お正月の東京がすきなので、うれしい。
朝、お雑煮をいただき、
ちかくの神社にお参りに行き、おみくじを引いて・・・・・と
それだけなのだけれど。
お正月の東京は、空気がりんとしている。
その感じが、いい。
こどものときの東京の気配が、もどってくる。
今日、神社の前を通ったら提灯がかざられていた。

ちいさかったころ
28日になると家には
お米屋さんでついたのし餅がとどいていた。
それを大晦日のお昼に切りわけ、
1日、お雑煮にしてにいただく。
包丁を入れていくと最後に切れ端がでる。
31日は、その切れ端をおやつにしてもらい
きなこをかけて食べていた。
両親が、高松出身なので、お雑煮はお味噌で
大人になって、東京は、おすましと知った。
さすがに、あん入りのお餅ではなかったけれど
(香川は、あん入り丸餅なのです)。
いまは、かつお出汁にお醤油のお雑煮のほうがすきだし
おいしいと思う。

夫の母が作ってくれるお雑煮は、おいしい。
かつおぶしを山ほどいれて出汁をとる。
朝、目をさますと、出汁のいい香りが、
すでにただよっている。
もうひとりの母の味。

今年もあと僅か。
来年は・・・・・おだやかで、でも、自分のやるべきことを
淡々とできるようにしたい。
いい年になることを願って。

よいお年をおむかえください。

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2007.12.29 雨上がりに

年賀状を書いていたら
お願いしていた枚数より少ないことに気づいた。
100枚きっちり、ない。
年の瀬にこんなことがあるなんて
今年を象徴しているみたいと苦笑した。
昨夜までは、枚数が足りないのは
頼んだ数が少なかったから、と反省していた。
でも、ちがっていた。
気を取り直して、これから、足りない分を買いにいこう。
雨が上がった。

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2007.12.27 ちいさなきっかけ

春と秋、パタゴニア渋谷店で開かれている
オーガニックマーケットの手伝いをしている。
(おすすめです)
そんなこともあって今年は
月、1回行われているイベントに何度か行った。
環境問題をテーマにしていることもあれば
アウトドアの話のときもあり、月によってちがう。
どれも本格的に取りくんでいる人、ことが
テーマになっている。

秋に行ったときは、旅の話だった。
パタゴニアのスタッフの方を含めた5人の人たちが
40日間の休暇をとり(スゴイですね)
南米のパタゴニア地方を旅したときの記録。
もちろん、ふつうに旅をするわけもなく
キャンプをしながら、カヤックで海をわたり
雪山に登り、頂上からスキーで下りてきて・・・・・とそんな旅。
パタゴニア地方は、風が強いので
テントから出られないときもあれば、
頂上間近なのに吹雪でアタックできないこと、
岩壁を登る姿、そんな様子が映像になっていた。
そのなかで雪山をスキーですべっているシーンがあった。
(もしかしたら岩場を登っているシーンだったかもしれません)
そのとき、流れていた音楽が『銀河鉄道999』だった。

゛さあ行くんだ その顔を上げて
 新しい風に その身をまかそう
 古い夢は置いていくがいい
 ふただひはじまるドラマのために・・・・・゛。

その瞬間「ああ、そうだ」と思った。
もっと自由に生きていいんだ、と。

まだ、見ていない景色はたくさんある。
知らない感情もある。出会っていない人もいる。
わたしも新しいところに行ってもいいんだ。
そう、思った。

自分を自分でしばってしまうときがある。知らないうちに。
もしかしたら、わたしももそうかもしれない。
「いまは、できない」と思っていることも
思いこんでいるだけで、ほんとうはできるのかもしれない。
言い訳を自分で用意して、立ち止まっているのかもしれない。
もっと自由に、自分のやりたいことをやっていいはず。

人はそんなちいさなキッカケで勇気をもらえる。
なんとなく怖かったことや迷っていたことが
そのことをきっかけに消えた。
踏みだす力は、どこにでもあるということ。

それから、ときどき『銀貨鉄道999』を口ずさんでいる。
顔を上げて・・・・・。
そんなふうになりたいときに。

・・・・・・・・・・

ホームページをはじめて1か月がすぎました。
コメントの数々、ありがとうございます。
最初は、いろいろ心配していたのですが、
あたたかい言葉がとどき、うれしく思っています。

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2007.12.26 月島

月島にもんじゃ焼きを食べに行く。
イイホシさんご夫妻と
アンノンクックの元店長、渋谷有美さん、
夫とわたしのいつものメンバー。
イイホシさんと渋谷さんは、もんじゃははじめて。
イイホシさんのご主人は6年ぶりだそう。
わたしたち夫婦は、1年に1、2回は、月島へ行く。
いつも同じお店で、同じものをいただく。
地下鉄の駅から表にでると
ソースのかおりが町にただよっていた。
いいなあ、そんな町。
たくさんあるもんじゃ焼き屋さんは、
どこも混んでいた。
もんじゃ焼きは、夫の担当なので
今日もぜんぶ作ってくれた。
手際がいい。
4種類のもんじゃ焼き、お好み焼き、焼きそばを食べた。
話したいことを話し、聞きたいことを聞き
わらって・・・・・たのしかった。
なんとなく部活帰りの寄り道のような夜だった。


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2007.12.24 42歳

この前、ともだちが誕生日をむかえた。
正確に言うと、ともだちのご主人だけれど
わたしにとっては、すでに
仲のいいともだちのひとりになっている。
同じ42歳。
シュタイナーの考えでは、42歳は人生の分岐点らしい。
魂(精神)と体(肉体)の比重が、そこを境に入れ替わっていく。
わたしが、そのことを知ったのは今年の誕生日の前日。
41歳さいごの日にそのことを聞いた。

シュタイナーとの出会いは、20代前半のころ。
ドイツの幼稚園で先生をしていたともだちが帰国して、
今度は、ドイツでシュタイナー教育について勉強したい、と話してくれた。

42歳の話を聞いて、シュタイナーのことを
もうすこし知りたいと思った。
3冊つづけて本を読んだ。
学校で教えられている方たちが書いた本、
障害を持つこどもに接するときの本、
それと、7年周期で人が成長していくという本。
42歳は、その7年周期の6段階目に当たる・・・・・。
肉体が衰えていく年だけれど
衰えていく体とは逆にこころを豊かにしていけるようになる(らしい)。
自分をどちらにシフトさせていくか・・・・・。
42歳になったともだちのことを考えていて
そのことを思い出した。

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2007.12.22 ドラマ

夕ごはんのあと、
ここのところ日課のようになっているのが
録画している『CSI』を見ること。
アメリカのテレビドラマ。
ずいぶん前から見ているのだけれど
最近まで、本国で人気があることを知らなかった。
なぜなら、テレビ東京でお昼の時間
月・火・水だけ放送されている、から。
そんな時間に流れている番組が、
人気番組とは考えられなかった。
とてもよくできたドラマで、
時間をかけて作られているのが見ていてわかる。
「なんで、こんな時間に?」
「どうして話題にならないの?」
と、ずっと、不思議だった。
でも、アメリカで視聴率1位と聞き「やっぱり」と思った。
内容は、アメリカの警察にある科学捜査班の話。
ラスベガス、マイアミ、ニューヨークの
3つのシリーズがある。
いま、テレビで放送されているのはマイアミ。
見だしたころは、ラスベガスだった。
それを日中、録画しておいて、夜、見ている。
さらに、DVDも借りている。
ニューヨークがDVDになり
当分、テレビでは放送されそうにないので待ちきれずに借りた。
夫がDVDの手配をしてくれた。
そして、ニューヨークをすべて見てしまい
先週からラスベガスを1話から見直している。
かなりリアルな映像で、見ていて
「うわっ」と声をだすこともあるくらい。
こわいのがダメな人にはお薦めできない。
ともだちに『CSI』のおもしろさを語っても
だれも見ていないので、話が通じず、それが残念。
わたしはラスベガスにでてくるグリッソムがすき。

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2007.12.20 できること

大地を守る会主催の
枝廣淳子さんの講演を聞きに行った。
おだやかな冬の日ざしが町をつつんでいた。
講演のテーマは温暖化。
枝廣さんは『不都合な真実』の翻訳をした方で
会場にいた人たちの大部分が『不都合な真実』を見ていた。
わたしはDVDを持っている。
いま、人がだすCO2は、年間72億t。
そのうちの31億tは地球が吸収してくれているそう。
森林が9億t、海が22億t。
地球は、生き物が生きていけるように
ちゃんとそういうシステムを持っているということ。
すごい。
問題になっているのは、残り。
半分以上へらさなくてはいけないのに年々、ふえている。
フランスは2050年までに75%削減すると言っている。
イギリスは80%、EU全体では60〜80%、
ドイツは2020年までに40%。
いま、消極的なアメリカも大統領が替わったら
(枝廣さんは、ヒラリーになったとしたら、と
おっしゃっていました・笑)
80%へらすと言うだろう、と。
宣言していない先進国(と言い方はすきではないのですが)は日本だけ。
わたしは、今日、おなじ国の人たちのなかで
その話を聞いたけれど
もし、外国のどこかで同じことを聞いたら
はずかしかったと思う。
はずかしい、と言うより、残念かな?
わたしたちができることは、
自分のやっていることを見直すこと。
枝廣さんの言葉だと「電気、ガス、ガソリンをへらす」。
わたしは、そういうことを
きちんと言える国にしていくことだとも思った。
「知ること」でも書いたけれど
わたしのできることはなんだろう? と
ときどき、考えることも大事だと思う。
原子力発電所のことで、自分ができることを考えたとき
「そうだ『六ヶ所村ラプソディー』の上映会をやろう」と思った。
「原発に関しては、意志を表さないのは賛成しているのと同じ」と
監督の鎌仲さんは、言っていた。
会場はもう見つけた。
いまは、どんな形でやるか考えているところ。
ひとつ、できることを見つけた。
今日の講演は、大地を守る会の町田さんが
誘ってくださった。
町田さん、ありがとうございます。

・・・・・・・・・・

ここのところ環境の話がつづいて重くてごめんなさい。
明日は、明るい話にします。

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2007.12.19 これから・・・・・

明日発売の『天然生活』がとどいた。
毎月、連載しているけれど
今回はそれとは別にほかのページにも原稿を書いた。
「毎日のことから、小さなエコ」という特集で
短いエッセイをひとつ。
あとは、日々のなかでやっていること・・・・・。
環境のことを考えはじめたのは、20代のおわりのころで
1冊の本作りに関わったことからはじまった。
自然のなかですごす時間を思い出した。
自分の立っている場所を見つめて
「変わろう」と思った。
目に見えるものだけがあるわけではないことを知り
耳をすまそうと思った。
しばらくして、マクロビオティックと出合った。
いま思うと、不思議なくらい
必要なものがつぎつぎと現れた。
わたしを支えている思いや考えは、
そのときから作られている気がする。
そして、ここ数年の間に、また、変わった。
すこしだけ、おおきく考えられるようになり
(と、思っています)
もっと気持ちを強くした。出会いが強くしてくれた。
今日『天然生活』を見て、
すごい時間がかかっていると思った。
ここまでくるのに。
エッセイのなかでもそう書いたけれど・・・・・。
その時間でできたこと。
おなじ時間のなかで、これからできること。
そんなことのひとつひとつを考えた。
たくさんある、と思った。
もしかしたら、これからなのかもしれない。

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2007.12.18 Aloha day

Aloha day、無事、終了。
はじまる前は「準備は大丈夫かな?」
「なにかわすれていることは?」と
いくつものことが気になっていたけれど
スタートしたらあっという間で
波がくるように、ざっーとはじまり
ざっーと引いて、おわった。
何人もの方の思いがあったからできた1日。
たくさんの方に来ていただけたこと
快く引き受けていただけた方たちに支えてもらった。

あるとき「やりたい」と思い、遠山さんにお話して
会場を考え、相談して、フードの方にお願いして、
足りないイスの手配をして・・・・・と
自分でやったことが多かったからか
いままで以上に印象的な1日だった。
お手つだいしてくださった方たちも
思っていた以上にやることがあり
でも、それをこなしていて「すごい」と思った。
みんなから「楽しかった」と言ってもらえたことが
1番うれしい。

当日、わたしは緊張しなかった。
慣れてきたというより
緊張しない人たちに囲まれていたからだと思う。
話しは、流れるようにとはいかず
「えっと」や「なんか・・・・・」など
意味のない言葉を相変わらず言っていたけれど
ある程度、つたえたいことは言葉にできた。
遠山さんが、お話がうまいので
全面的に助けていただいた。

フラの時間も充実。
わたしがはじめて遠山さんの踊りを見たとき
涙がでたように、あの日、涙ぐんでいる方がいた。
つたわった・・・・・と思った。
丹治さんのフラもすてきだったし
お手つだいしてくれた小夜ちゃんも
その場で「踊れるよね?」と言ったら踊ってくれた。
同じ曲でも先生によって、島によって、振りつけがちがう。
3人がならんで同じ曲で、別の振りで踊るのは
見ていて楽しい。

お料理もスイーツもおいしかった。
ていねいに作ってくれたことが味にでていた。
混んでいたけれど、のんびりならんでくださったこともうれしかった。
「自分が、自分が・・・・」とそんな感じになったら
「うーん」となっていたと思う。
Alohaなのに、シェアできない雰囲気に・・・・・。
でも、そんなこともなかった。
もっともっとゆるい感じになってもいいと思う。
話している途中でもコーヒーを取りに行ったり、お菓子を食べたり。
ハワイのマーケットのような雰囲気。

遠山さんの言葉で、カウアイ島に行かれたとき
フラの神さまに会いたいとその場所にむかったけれど
道が険しく、いっしょに行かれた方のなかには年配の方もいたので
いまはそのときではないと思い、行かなかったというのがあった。
ハワイまで来て、目的地が目の前で、となったら
なかなか、そんな気持ちになれないと思う。
でも「そのときではない」と思うこと、思えることが
Alohaの持つ一面だと思った。

わたしは、ハワイ島のはちみつのことが話せてよかった。
スプン1杯のはちみつは、
1匹のハチが一生かかってとるミツの量。
わたしたちは、その生命と引き替えにはちみつをいただいている。
そのことを以前、はちみつを作っている
リチャードさんに教えてもらった。
わたしたちが生きていけるのは
すべて、あたえてくれるなにかがあるから・・・・・ということ。

今回は、来ていただいた方に感想を書いていただいたので
反省するところは反省して、つぎにつなげていこうと思う。
そう。会場でも言いましたが、来年もやります。
今回、いらっしゃれなかった方も
いらした方も、つぎのAloha dayで会えるといいなと思っています。

たくさんのMahaloを・・・・・。
Alohaが広がりますように。


・・・・・・・・・・

ゴミをださないためにカップを持ってきてくださったこと。
感謝しています。

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2007.12.15 前夜

明日のイベントのため
夜、イスの搬入などをする。
「Aloha day」は、わたしにとって
自分にできるひとつのこと。
おなじ空間で
なにかをつたえる、つたえ合うことは
活字を通してつたえることとは
また別の意味を持つ。
来ていただいた方が、なにかを感じてくれたり
楽しんでくれることで
新しいことが広がれば、と思う。
話すのがそれほど得意ではないので
何人の人に言葉がとどいているのか
ときどき不安になる。
(本を書いているときも、そんな気持ちになります)
でも、ひとりでもいいので、
思いがとどけば
なにもやらないよりは、やったほうがいいと
自分に言い聞かせている。
今日は、アノニマ・スタジオの丹治さん、南さん、
イイホシさんのご主人、夫が手伝ってくれた。
明日は、もっとたくさんの方たちが力を貸してくれる。

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2007.12.15 知ること

本や連載で書けないことがある。
それがホームページをはじめた理由のひとつ。
その、書けないこと、というもののひとつは、環境の話。
個人的な意見や思いなので、すこし書きづらいところがある。
でも、思うこと、つたえたいことは、日々、ふえている。

当たり前のように手にしていたものが
消えていくこと。
昨日まで会っていた人と会えなくなること。
そんなことがある。
失ってから、大切だったことがわかる。
時間はもどらない。

自然も似ている。
すこしずつ失われていくことが多いから
失われていることに気づかない。
開発という名前の環境破壊は、
多くの場合、しずかにこっそり進行している。
公表されたときは、すべてが決まっている。

すこし前に、原子力のことを書いた。
クリーンなエネルギーだと思ったことは1度もない。
チェリノブイリの事故があったときは
10年間、ヨーロッパで作られたパスタを買わなかった。
買わないほうがいいと言われていたから。
現地の人たちのガンの発生率の高さも
メディアを通じて知っている。
そこで、代々、生きてきた人たちには、何の罪もない。
放射能事故は、いつ起きてもおかしくない。
実際、わたしたちの国でも起きている。
だから、もう、これ以上、原子力発電所は必要ないと思っている。

気持ちのいい暮らしも、おいしいごはんも、たのしい時間も
汚染された土地では成り立たない。
そう思っているだけ。
だから、できるだけ、環境を守りたいと考えている。
まずは、現状維持。

知らないで進んでいることはたくさんある。
輸入スパイスに放射能を当てる話が進んでいる。
わたしにこどもがいたら
そんな物、食べさせたくない、と思う。
でも、知らないうちにそのことが決まって
みんな口にしていく。

今日、というか昨夜。
逗子のCOYAに行ってきた。
『六ヶ所村ラプソディー』を見るため。
以前から見たいと思っていた。
反対の署名は、ずいぶん前に書いていた。

映画は、とてもいいものだった。
知っていることもあれば、知らないこともあった。
たくさんの人に見てもらいたいと思うものだった。

わたしにできることはなんだろう?

わたしにできることは、
まず、知ること。知ろうとすること。
「知らない」「考えない」というのは、言い訳だ、と思った。
そして、知ったことは、身近な人につたえること。
大事なことを、大事な人に。
そして、反対すること。

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2007.12.14 手作りのお味噌

パリに住む角野恵子さんの
ご実家からお米とお味噌をいただいたのは、先週のこと。
(ご実家は、日本です)
この前、土ナベで蒸した野菜につけたお味噌。
おおきなみかん箱がとどき「みかん?」と思ったら
お米とお味噌がはいっていた。
手作りのお味噌で、ご近所の方たちが集まって
毎年、お味噌を仕こむのだそう。
ダイズの形がところどころ残っていて
ふっくらした味をしている。
たくさんいただいたので
とりあえず、ホウロウの容器に三分の一ほど移しかえた。


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2007.12.13 ちいさなキズ

朝から雨。
風があるからか、窓につく水滴が
斜めの模様になっている。
窓から見えるイチョウの葉っぱも
今日の雨で大分、落ちるだろう。
木のむこうの景色が、すこし、見えている。
3日前、クローゼットから物をとろうとしていたら
上からなにか落ちてきた。
一瞬、なにが起こったのかわからなかった。
落ちてきた物がなにかもわからなかった。
「イタッ」と思い、床を見たら
そこにあったのは、写真立て。
ガラスが割れなくてよかったと思いつつ
痛みの元を確認するためカガミを見る。
額に1センチ。縦に血がにじんでいる。
あーあ。
マキロンをつけたら、思いのほか、しみた。
1日経ったらカサブタになったけれど
キズがあるのをわすれて
顔をゴシゴシふいてしまい、そのたびに「イタイ」と言っている。
こどものころ、治りかけたカサブタを
何度もはがして、キズがなかなか治らなかった。
どうしても、あの誘惑に勝てなかった。
(ぱかぱかしているところから、そっとはがしたくなりませんか?)
キズの多いこどもで、両ヒザにはカサブタがよくあった。
走ったり、飛び降りたりが、当たり前だったから。
幼稚園のとき、水のなくなった空のプールのまわりを走っていて
そのままプールに落ちた(飛びこんだ)ことがある。
顔の左側半分をすりむき、
1か月くらいカサブタで顔がおおわれていた。
あれは、ひどかった。
みんな、こわがっていた。
翌々月にもおなじように走っていて
今度は、右半分にカサブタができた。
顔にカサブタができたのは、あれ以来かもしれない・・・・・。

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2007.12.12 お手紙の送付先

お手紙の宛先のご質問がありましたが
以下のところにお送りください。
担当の方が転送してくださいます。

102-8008
東京都千代田区紀尾井町3-23
文藝春秋 第2出版局気付

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2007.12.12 ちいさなもみのき

もうすぐクリスマス。
何年か前から、しずかにすごすようになった。
そんなふうに過ごすようになった理由は
いくつかあるけれど、
家族や大切な人と家ですごしたり
宗教を持っている人は教会に行ったり、と
それが「その日らしいすごし方」だと思っている。
世界中の人が、おなじ宗教ではないので
「クリスマスだから」と思ったりしてはいけないのだけれど
でも、クリスマスがちかづいてくると
「早く戦争が終わって
みんなが家族ですごせるようになるといいな」と思う。
毎年、毎年、思っている。
数年前、知り合いのシスターがいる教会の
クリスマスミサに参加したことがある。
神父さまがそのとき言ったのは
「この日、世界にいる人のことを思ってください。
病気の人、苦しんでいる人、戦争をしている人
キズついている人、そんな人たちのことです。
そんな人たちもわたしたちとおなじ日に
クリスマスをむかえているのです」。
それから、なんとなく、しずかにすごすようになった。
いま、1冊の絵本をかざっている
『ちいさなもみのき』というもの。
クリスマスを楽しみにしている
ちいさな男の子とちいさなもみのきのお話。

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2007.12.11 冬野菜

月曜日は大地宅配から野菜がとどく日。
昨日は、ダイコン、ハクサイ、さといもなどがはいっていた。
冬野菜の代表。
夜は、その野菜を土ナベで蒸した。
冷蔵庫にあったレンコンとインゲン、
油揚げも時間差で加える。
いつもはポン酢でいただくのだけれど
夕べは、いただきもののお味噌をつけた。
蒸されてあまみの増した野菜に
塩気のあるお味噌は、とても合う。
「おいしい」と思った。
わたしは、野菜を切っただけだけれど。
とどいた野菜のなかには京菜もあった。
京菜の袋を取りだしたとき、一瞬、どきっとする。
虫がいる気配・・・・・。
でも、虫も食べないような農薬漬けの野菜ではないという証。
野菜も生きているから
なるべく早く食べてあげたい、と思う。
今日は、さといもをいただこう。
蒸したあと皮をむき、
ゴマ油でこげ目をつけるように表面をすこしぱりっとさせる。
あとは、塩をぱらぱら・・・・・。
それだけで、おいしい。(はずです)

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2007.12.09 落ち葉

熱も下がり、日常生活にもどった。

仕事をしている机は、窓に面していて
外の景色がよく見える。
今日の夕方は、うすいグレーの雲が波のようにひろがり
その合間から、すこし明るい空が見えていた。
おとなりの敷地には、1本のおおきなケヤキがある。
ここ数日で、見事に葉っぱがなくなった。
あっという間のできごと。
赤く色づいた葉っぱが風に舞っているなあ、と思っていたら
今朝、冬の姿になっていた。
反対の窓から見えるイチョウは、黄色の葉っぱが、あと半分。
次、この木たちの葉っぱを目にするのは、4月のおわりごろ。
「冬だ」と思った。
そう思いながら、明日まで書かないといけない原稿を書いた。
南の島について。
ひかりや風や波の音や町のにおいを思い出しながら書いた。

・・・・・・・・

体を心配してくださるコメントをありがとうございます。
しょうがとゆずとはちみつで治りました。笑

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2007.12.08 10時すぎに

一昨日、撮影中に背中が痛いと思っていたら
夜になって熱がでていることに気がついた。
しょうがとゆずとはちみつを入れたものを
たくさん飲み、ずっと寝ている。

すこし前、イイホシユミコさんご夫妻と
夜、中目黒にあるおいしいおうどん屋さんで会った。
わたしたち夫婦は
夕ごはんを食べていなかったのでおうどんを
イイホシさんたちは、杏仁豆腐でつき合ってくれた。
(杏仁豆腐があるおうどん屋さんなのです)
すきなことをそれぞれ話す。
時間は10時をとっくにまわっていて
こんなふうに夜中近くに会えるともだちがいるのは
しあわせだと思った。
関西風の出汁の効いたおうどんは
とてもおいしく、ときどき、このお店へ来る。
お店を教えてくれたのもイイホシさん。
わたしたちも最後に杏仁豆腐をお願いした。
イイホシさんのご主人からブッツァーティの本を薦められた。
読んだことがないので
今度、読んでみようと思う。
自分がいいと思った本を薦めてくれるのは、うれしい。
共通の「何か」があると思うから薦めてくれる、と思っているから。
今度、パタゴニアの本をわたそうと思う。
今年、読んだ翻訳のなかで1番こころにひびいた本。
わかってくれる人、くれそうな人、にわたしている。

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2007.12.07 予選・・・・・

2日、3日と行われた
北京オリンピック予選の野球の試合。
もちろん、きっちり、見た。
日本は野球が強いから
「オリンピックにでて当然」と思われている。
わたしも、そう、思っていた。
でも、出場枠が1つしかないと知り、すこし心配になった。
だから、2日の韓国戦は、かなり真剣に見た。
途中、緊張感に耐えられなくなり
ほかのことをしだしてしまうほど・・・・・。
結果は、4時間以上の長いゲームの末、勝った。
いい試合だった。
最後のほうは、できれば勝ってほしいけれど
このゲームで負けたとしても仕方ないと思うくらいになっていた。
プロ野球はシーズンが長いので
ちょっとだらけたところがあり
見ていてつまらないこともあるけれど
(それが問題なんですけど)
1度しかないゲームは、真剣になるから
見ているほうもおもしろい。
1球1球に勝敗がかかる。
今回、見ていてすごいと思ったのは、上原投手。
すごいのは知っていたけれど、やっぱり、すごい。
あと、新井選手も、ムネッチ(知らない方はすみません)も
「ここ」というときに応えてくれる。
さすが、プロ。
稲葉選手を見ながら、どうしてヤクルトは稲葉選手を
手放してしまったんだろう・・・・・とまた思ってしまった。
来年、もっとすごいメンバーでオリンピックに出ると思うと
いまから、楽しみ。

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2007.12.04 茅ヶ崎へ

仕事の打ち合わせで茅ヶ崎へ。
電車のなかで
『走ることについて語るときに僕の語ること』を読む。
読んでいて、胸がつまった。
46ページのあるところ。
村上さんが小説家になろうと思ったときの話で
そのことについては、以前、何かで読んで知っていた。
知っていたけれど、そこを読んだら、涙があふれそうになった。
家でひとりで読んでいたら、多分、泣いていたと思う。
1ページ、1ページ、ページをめくる。
横浜をすぎたあたりから
電車の窓から見える空が、どんどん広くなっていく。
高い建物がへり、視界が開けてくる。
ときどき、窓の外に目をやり、空の色を確認して
本に目をもどす。
茅ヶ崎につくまでの1時間、そんなふうに本を読んだ。
わたしは17歳のとき
「これからは生きている人の本を読もう」と決めた。
電車通学をしていたので、
往復の時間は、わたしの読書時間だった。
つまらない授業のときも、机の下で本を開いていた。
(主に数学と古文の時間です
数学の授業は高校3年間、まともに受けたことがありません)
あるとき、あとどれくらい本が読めるか、とふと考えたら
いま世の中にある本のなかで読めるのは、
ほんのひと握りなんだなと思った。
そのとき、おなじときを生きている人の言葉を
読んでいこう、と思った。
村上さんの本は、20代半ばからずっとそばにある。
今日、電車のなかでページをめくる度
どうして自分が「村上春樹」がすきなのかがわかっていく気がした。
久しぶりに降り立った茅ヶ崎駅から見る空は、
電車の窓から見えていた何倍もの大きさだった。
冬の日ざしが、空を明るく照らし
12月にしてはあたたかい風が、海のほうから吹いていた。
つづきは、また、明日。
読みつづけたい気持ちを抑えて、本をトートバックにもどした。
そして、打ち合わせの場所にむかった。

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2007.12.02 ちいさなお菓子

先日、仕事先の方からお菓子をいただいた。
ほいあん堂という佐賀にあるお店のもの。
あたたかいほうじ茶をいれて、
ぽりっ、ぽりっ、ぽりっ。
・・・・・。
はっとした。
とてもまっすぐな味をしていたから。
素朴な味なのだけれど、ただ、素朴というのとはちがって
作っている人が、どうしてこのお菓子を作っているのかが
わかるような味だった。
お菓子の袋を見ると佐賀で作られていた。
作っている方にお会いしたい。そう思う味。
「作るものはその人を現す」。
いつも、そう、思っている。
言葉や、会話や、見た目では、照れもあり
かくしている部分が、人にはある。
その反対も。
でも、それが形になると出ることがある。
ある意味、目の前にいる人より
その人が作ったもののほうが、正直なこともある。
ほいあん堂のお菓子を食べて、そのことを思った。
いつか佐賀のお店へ行こう。
お菓子をくださったのは、アフタヌーンティーのウエッブを
ずっと担当してくれている松浦さん。
おいしいものをありがとうございます。

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2007.12.01 しょうがずき

12月。
きっと多くの人が思うのとおなじように
今年もあと1か月と思うと「早いなあ」と感じる。
風邪がはやるので、気をつけないといけない季節。
寒がりなので、これから、ちょっとつらい。
わたしは、風邪をひいても、ほとんどクスリを飲まない。
飲まなくなったと言うべきかな・・・・。
以前は、風邪用の漢方薬が手放せなかった。
だけど、去年から、買い置きをしなくなった。
理由は、飲まなくても大丈夫と思えるようになったから。
いまは、風邪をひきそうと思ったら
しょうがを煮だしたものにはちみつをいれて飲んでいる。
風邪になったら、かなりの量のしょうがをいれて飲む。
マフラーをぐるぐる巻きにして、湯たんぽをだいて・・・・・。
それで、だいたい、よくなる。
ホメオパシーをはじめて1年半が経った。
クスリを手放したのは、そのせいもある。
元々、クスリは飲まないほうだったけれど
ホメオパシーをはじめたことで、必要ないと思えるようになった。
インフルエンザが流行ったとき
ホメオパシーの先生からは「多分、ならないと思うよ」と言われた。
ほんとうにならなかった・・・・・。
しょうが湯の作り方はかんたん。
スライスしたしょうがを水で煮だす。量はお好みで。
あまみは、はちみつやメイプルシロップ。
白いおさとうは使わない。
熱が出たときは、すりおろしたしょうがも加え、
しょうがそのものを体にいれる。
最近は、紅茶にしょうがをいれたものを飲むこともある。
ただのしょうがずき・・・・・ということもあるのだけれど。

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