本や連載で書けないことがある。
それがホームページをはじめた理由のひとつ。
その、書けないこと、というもののひとつは、環境の話。
個人的な意見や思いなので、すこし書きづらいところがある。
でも、思うこと、つたえたいことは、日々、ふえている。
当たり前のように手にしていたものが
消えていくこと。
昨日まで会っていた人と会えなくなること。
そんなことがある。
失ってから、大切だったことがわかる。
時間はもどらない。
自然も似ている。
すこしずつ失われていくことが多いから
失われていることに気づかない。
開発という名前の環境破壊は、
多くの場合、しずかにこっそり進行している。
公表されたときは、すべてが決まっている。
すこし前に、原子力のことを書いた。
クリーンなエネルギーだと思ったことは1度もない。
チェリノブイリの事故があったときは
10年間、ヨーロッパで作られたパスタを買わなかった。
買わないほうがいいと言われていたから。
現地の人たちのガンの発生率の高さも
メディアを通じて知っている。
そこで、代々、生きてきた人たちには、何の罪もない。
放射能事故は、いつ起きてもおかしくない。
実際、わたしたちの国でも起きている。
だから、もう、これ以上、原子力発電所は必要ないと思っている。
気持ちのいい暮らしも、おいしいごはんも、たのしい時間も
汚染された土地では成り立たない。
そう思っているだけ。
だから、できるだけ、環境を守りたいと考えている。
まずは、現状維持。
知らないで進んでいることはたくさんある。
輸入スパイスに放射能を当てる話が進んでいる。
わたしにこどもがいたら
そんな物、食べさせたくない、と思う。
でも、知らないうちにそのことが決まって
みんな口にしていく。
今日、というか昨夜。
逗子のCOYAに行ってきた。
『六ヶ所村ラプソディー』を見るため。
以前から見たいと思っていた。
反対の署名は、ずいぶん前に書いていた。
映画は、とてもいいものだった。
知っていることもあれば、知らないこともあった。
たくさんの人に見てもらいたいと思うものだった。
わたしにできることはなんだろう?
わたしにできることは、
まず、知ること。知ろうとすること。
「知らない」「考えない」というのは、言い訳だ、と思った。
そして、知ったことは、身近な人につたえること。
大事なことを、大事な人に。
そして、反対すること。

comments
まずは自分から発信させて、周りの人に伝えていくことから始められるのですね。
なんだか考えさせられる内容でした。
これからもブログ、読ませていただきます!
posted by KAORI at 2007.12.15 AM 8:02
裕子さん、おはようございます。
「知る」ことって大切ですね。「知らない」ことは怖いことですね。私も昨日小さな気づきがありました。自分ができること少しずつでもやっていけたらと思います。裕子さんのメッセージはちゃんと私の心に届きました^^
posted by yayoi at 2007.12.15 AM 8:08
裕子さんの言葉、心に染み渡ります。じわじわとなじんできます。
いつも、丁寧にきちんと向き合って、言葉で自分の思いを伝えようとする裕子さん、その姿勢、尊敬しています♪
posted by nao-nao at 2007.12.16 PM 8:42
こんにちは。裕子さん。
世界で起きている事故や自然破壊…わたしも知らないことが沢山あり何をしたらよいのか分からないこと考えさせられることいっぱいです。。。出来ることから始めようと去年辺りからエコバックを持ったり割り箸を断ったりあたしなりに頑張っています。これからも出来るエコから参加したいです(^-^)裕子さんの言葉ちゃんと届いていますよ!
posted by MEGUMI at 2007.12.17 PM 12:46
同じ名前の方み~つけた!
私が中学校へ上がる頃だったか、新潟県柏崎市の、とある場所へ行き、お土産に雪国の笠や蓑のミニチュア版の飾りを買ったのを覚えています。周りの状況はよくは覚えていないのですが、そこは原発の建設予定地と聞きました。切り開いた山のはじっこにある簡素な造りの建物で買物をした記憶が・・・。
最新の技術が時代に逆行するっていうことが、世の中にはあるんでしょうね。
posted by Kaori.S at 2007.12.17 PM 9:37
廣瀬さん、こんにちは。
どきっとしました。
環境のこと、知れば知るほどつらくなって、
考えないようにしようとしていた、自分がいました。
パートナーが考えないタイプの人なので、
こうした話を分かり合えないもどかしさもあったり。
でも、伝え続けることが大事ですね。
気持ちを、持ち直します。
posted by あき at 2007.12.18 AM 11:20
2回目に来た廣瀬さんのこのブログで、逗子という地名を見て、なんだかほっとしました。coyaというお店はまだ行ったことがないけれど、どうやら、私の実家に近いところのようです。私は山形に来る前、30年間逗子で、のんびりとした両親と一緒に暮らしていました。coyaのHPや、雑誌に載っているのを読んだりしていて、いつか、逗子に帰った時に行ってみたいと思っています。
今は、意識して暮らさないと、いろいろなことに流される時代。
大切にしていきたいもの、守りたいもののために、自分が出来ることは何か、考えさせられます。
でも、慌しく(私は、この慌しいという言葉が実は嫌いなのですが)毎日が過ぎていくだけで、何も出来ない気もするのだけど、丁寧に、無駄なく暮らすことを心掛けていきたいものですね。その姿勢を子供たちに伝えていきたいと思っています。
posted by hanaco at 2007.12.20 AM 12:54
私は9月に静岡に引っ越してきました。海の近くです。それと同時に原発の近くでもあります。本当に目と鼻の先くらいに近くにあります。市民団体の方々が原発の活動停止を訴え続けていたようですが、最近の裁判ではそれが認められず、そのままということのようです。今までは長野や神奈川に住んでいたので、身近に原子力というものを考えたことがありませんでしたが、近くに住むようになり、その恐ろしさを日々感じるようになりました。結局環境や市民の安全よりも、そのほかの利益のほうが優先なのかと憤りも感じます。近くに住む人々はこんなにもあたたかいのに・・・。私が感じた恐ろしさや憤りが、早く安心に変わるように自分になにができるのか、考えて、少しでも行動に移せたら・・・そんなことを思います。
posted by AI at 2007.12.20 PM 5:55
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